センターは攻撃の起点を担う縁の下の力持ち💪
フラッグフットボールにおいて、センター(Center/C)は攻撃のスタートを支える重要なポジションです。
直接ボールを持ってプレーを始めるため、試合のテンポやリズムを左右する役割を担っています。
目立つポジションではありませんが、チームの土台をつくる大切な存在です。
ここでは、センターの基本的な動きと細かいルールについて詳しく解説します。

センターの主な役割
センターは、スクリメージライン上に立ち、プレーの始まりである「スナップ」を行います。
スナップとは、後ろにいるQB(クォーターバック)にボールを渡す動作のことです。
このスナップによってプレーがスタートするため、**センターはすべての攻撃の“起点”**となります。
スナップの方法とルール
フラッグフットボールでは、スナップの方法にもいくつかのルールがあります。
- スナップは“股の下”から行う
スナップは、必ず股の下を通してボールを渡す必要があります。(シニアの大会では股の下を通さなければならないと言うルールはありません。)
手渡しや横からのパスは認められていません。
スナップが正確でないと、QBがパスを出せず、プレーが成立しないこともあります。
- 1回の動きで行う
スナップは1回のスムーズな動作で行うことがルールとなっています。
途中で止まったり、フェイントのような動きをすると「不正なスナップ」として反則になります。
- センターはスナップ前に完全に静止する必要がある
プレーが始まる前に、**全員が1秒以上静止する時間(セットの時間)**が必要です。
センターがスナップを急いでしまうと、チーム全体が「イリーガルモーション」などの反則を取られることがあります。

スナップ後の動き
スナップが終わったら、センターもすぐにプレーに参加することができます。
たとえば、
• QBの前に立ってディフェンスをブロックする(※接触は禁止されているため、間合いで位置取りをする)
• パスを受け取るために短いルートを走る
• ラテラルパスを受けて走る
など、状況に応じたさまざまな動きが可能です。
ただし、センターがそのままフォワードパスの対象になるには、スナップ後に明確に動いてからでなければなりません。
セットされた位置のままでパスを受けることはできません。
センターは一見地味なポジションに見えますが、試合を安定させるために非常に重要な役割を果たします。
以下のような能力が求められます。
• 正確で安定したスナップを出す技術
• 1プレーごとの集中力
• フォーメーションを理解し、正しい位置に並ぶ判断力
• スナップ後の素早い切り替えとプレー参加
特に、QBとの信頼関係が重要です。スナップが毎回ずれていると、攻撃が思うように進まなくなってしまいます。


センターはフラッグフットボールにおいて、攻撃のスタートを正確に切るための要となるポジションです。
目立つプレーは少ないかもしれませんが、センターがしっかりしていないと、どんな作戦も成功しません。
正確なスナップ、落ち着いた動き、そしてチーム全体の流れを支える意識が必要です。
自信を持って取り組めば、チームの信頼を集める大切な存在になることができます。