学校体育で取り入れられることの増えてきた「タグラグビー」と「フラッグフットボール」。
どちらもタックルなどの接触がなく、安全に楽しめるボールゲームとして注目されています。
でも実は、この2つのスポーツにははっきりとした違いがあるんです。
今回は、そんなタグラグビーとフラッグフットボールの違いについて分かりやすくご紹介します!
どちらもフラッグ(タグ)を取るスポーツ
まず、共通点は相手の腰につけたフラッグ(またはタグ)を取ることでプレーが止まること。
では、違いはどこにあるのでしょうか?
タグラグビーはラグビー由来なので、パスは後ろだけ。一方、フラッグフットボールはアメリカンフットボール由来で、前にパスを投げることができます。
前方へのパスがあることで、フラッグフットボールの方が「スペースの使い方」や「タイミングの工夫」がより重要になってきます。
得点方法
タグラグビーでは、ボールを持ってインゴールに入って地面に置く「トライ」で得点します。
フラッグフットボールでは、ボールを持ったままエンドゾーンに入る「タッチダウン」で得点します。
ボールの形
タグラグビーは太めの楕円形のボール
フラッグフットボールは細長い楕円形のボールを使います。
投げ方や持ち方も変わってくるため、それぞれのスポーツ特有の技術が必要です。
攻撃回数のルール
タグラグビーは6回まで攻撃可能
フラッグフットボールは4回の攻撃で10ヤード(約10メートル)前進を狙う。
どちらも「何回かの攻撃の中で得点を狙う」という形式ですが、フラッグフットボールの方が陣地を進めることに重きが置かれています。
まとめ
似ているようで全く違うタグラグビーとフラッグフットボール。どちらも仲間と協力しながら動く楽しさがあり、チームスポーツとしての魅力がたっぷりです。体育の授業に是非取り入れてみてください。
◯出前授業を実施しています。
学年やクラス、時間に合わせて先生とご相談の上、授業を作っていきます。
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小・中・高、いずれの校種でも実施しています。こちらもご希望に合わせて研修内容を作成させていただきます。
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担当 小阪田