【ポジション別解説】~QB編~

❓フラッグフットボールのQBとは

フラッグフットボールにおいて、QB(クォーターバック)は攻撃の中心となる非常に重要なポジションです。

プレーの始まりからボールを受け取り、チーム全体の攻撃を組み立てる役割を担います。

責任のあるポジションですが、ルールを理解していれば誰でも挑戦することができます。

プレースタート:スナップを受け取る

フラッグフットボールの攻撃は、「スナップ」と呼ばれる動作からスタートします。

センターという選手(後日解説予定)が、スクリメージライン上で後ろにいるQBにボールを渡します。

このスナップを受けた時点から、攻撃プレーが始まります。

QB自身が走るプレー(ランプレー)について

フラッグフットボールでは、スナップを受け取ったQBがそのまま前に走って攻撃することは原則として禁止されています。

このルールは、パスを中心としたチームプレーを大切にするために設けられています。

ただし、一度味方にボールを渡してから再び受け取った場合など、一部の状況ではQBが走ることが認められることもあります。

大会やチームのルールによって異なる場合があるため、事前に確認することが大切です。

パスに関するルール

QBは、スクリメージラインの後ろから前に向かってフォワードパス」を1回だけ行うことができます。

それ以外に、横や後ろに投げる「ラテラルパス」は何度でも行うことができます。

また、パスを投げる際には、スナップを受け取ってから7秒以内に投げなければならないルールが一般的です。

このルールにより、QBが長時間ボールを持ち続けてプレーが停滞することを防いでいます。

QBへのプレッシャー「ラッシャー」の存在

守備側には「ラッシャー」と呼ばれる選手(後日解説予定)がいて、スナップ後にQBへ向かって走り、フラッグを狙います。

このラッシャーのプレッシャーを受けながら、冷静に味方を見つけてパスを投げることがQBの大きな役割となります。

QBに必要な能力

QBには以下のような能力が求められます。

• 味方の位置や動きを素早く判断する視野

• 正確なパスを投げる技術

• ラッシャーが来てもあわてない冷静さ

• 味方に指示を出すリーダーシップ

これらはすぐに身につくものではありませんが、練習を重ねることで誰でも成長することができます。

まとめ

フラッグフットボールのQBは、攻撃の司令塔であり、冷静な判断と仲間との連携が求められるポジションです。

ルールを理解し、積極的にプレーすることで、試合をより楽しく、チームを勝利に導く存在となることができます。

最初から完璧にできなくても問題ありません。チャレンジする気持ちを大切にし、仲間と協力して楽しくプレーしていきましょう。

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