フラッグフットボールの基礎

◾️フラッグフットボールとはどんなスポーツなのか

 フラッグフットボール(以下、フラッグ)とは、1チーム5人の5対5で争う競技である。フラッグの起源のアメリカンフットボール(以下、アメフト)から派生したスポーツであり、基本的なルールはアメフトが元になっている。

フラッグとアメフトの大きな違いは、ヘルメットやショルダーパッドといいわれるような防具をつけないことであろう。フラッグは防具をつけない代わりに、フラッグ(タスキのようなもの※掲載写真参照)を腰につけ、そのフラッグを守備側の選手が引き抜くことで、プレーが止まるルールである。そのフラッグプル(フラッグを引き抜く行為)は、アメフトでいうタックルに相当する。

攻撃側の選手はこの腰につけたフラッグを引き抜かれないように守備側の選手をかわし、逆に守備側の選手は、ボールを持った攻撃側の選手に自陣のエンドゾーンと言われるところまでボールを運ばれないように、フラッグプルを行う。
その攻撃と守備の繰り返しを行い、相手陣地最奥の「エンドゾーン」と呼ばれる場所に、ボールを運んだ回数で点数が入り、試合を通じてその得点の高いチームが勝利となる。

試合時間は20分の前後半で行われる。得点は1回のタッチダウン(相手陣地の最奥にボールを運ぶ)で6点が与えられ、その後のトライフォーポイントという追加得点の機会を与えられ1点もしくは2点を得られる機会がある。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次